BSEL MOD Pentium Dual-Core E2160

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久々の投稿です。
今更感が半端ないですが、BSEL MODの記事です。

今回対象のCPUは「Pentium Dual-Core E2160」です。
ベースクロックが200MHz、FSB800MHz、動作クロック1.8GHzというものです。

搭載するPCは当然BIOSでオーバークロックが不可能であるNEC製「VW500/K」です。
これもジャンクで数千円で入手したのですが、地味に水冷だったりします。

さて、BSEL MODにてベースクロックを200MHzから266MHzへ引き上げ、動作クロックは2.4GHzにしてみます。
この差を体感できるか微妙ですが、多少モッサリ感が軽くなればという希望的観測です。
単にBSEL MODを試してみたかったということもありますが。

まずは資料集め、といってもOverclockersのサイトのまとめで事足ります。

Overclockers.com: Intel LGA775 Pad Modding

Pentium Dual-Core E2000シリーズのデータシートも念のため

Intel: Intel® Pentium® Desktop Processor E2000 Series: Datasheet

これらによれば、266MHzにするには、BSEL1ピンをLowに落とす、つまりVSSと繋いでやればいいみたい。
これを間違えると最悪CPUやマザーボードを壊すのでよくピンを確認しましょう。
そして、アルミテープなどをうまい具合にコの字に切り取って、以下のように接続。

E2160 BSEL MOD

そして、いよいよ装着&起動。
すると何事も無く正常に起動し、以下のようにオーバークロックもバッチリ。
E2160 Clock

一日つけっぱなしにしていても特に問題はなさそうでした。(本当は負荷テストなどもやるべきですが)
ソフトウェア起動やブラウジング時などのつっかかる感じが若干軽減されたような・・・気がします。
ひとまずこれで常用できそうです。

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